医薬品の個人輸入とは?薬事法の規制と実際の輸入方法を解説

2020年04月18日
髪が薄い男性

個人輸入とは、一般の個人の利用者が海外の製品を購入することです。医薬品に限らず、海外の製品を購入することは禁止されておらず、ルールを守りさえすれば問題なく購入して利用することが可能です。ただ、個人輸入の中でも社会的な影響力のある医薬品などについてはルールが非常に厳格化されており、ルールを守らない場合には法律的に処罰される可能性が高くなるので気を付けなくてはいけません。

医薬品を取り扱う場合には、薬事法の規定によってまず厚生労働大臣の承認や認可が必要になります。個人の利用でポイントになるのは、輸入者自身が必ず個人的な目的で利用することを前提に購入することです。輸入した医薬品は厳格に扱わなくてはいけないため、許可を得ていないのに転売するとその時点で法律違反になります。余っているからといって譲渡する行為も禁止されているため、この点は必ず誤解をしないようにすることです。

個人輸入の代行に関しても、外国の業者から医薬品を購入したり転売することは禁止されています。ただ、輸入代行や販売を行うときには製造販売業許可の認可があれば実行することが可能です。都道府県の営業所在地ごとに行う必要がありますので、そのルールを守ることが重要です。

もっと簡潔に述べるならば、個人輸入とはあくまでも輸入という形で提供しなくてはならず、自社の利益のために販売するような行為は許されないということです。法律上も個人が輸入して利用することを許可していますので、海外の製造会社が開発した製品を独断で仕入れて販売すると犯罪行為に該当します。言い換えると、このルールを守っておけば安全に利用できます。

これだけ厳格なルールが存在するのは、特に医薬品に関して用途や成分が不透明なものが数多く提供される可能性があるからです。実際に、過去にあった事例では医薬品と称して海外から薬事法に反する製品が輸入されてしまったという歴史があります。そのため、個人輸入やその代行をする人は最低限の認可とルールを厳守しなくてはいけなくなりました。

勘違いをしてはいけないのは、個人が輸入をして医薬品を使うことは全く禁止されていないということです。これは、厚生労働省も認めています。個人が自身の病的な疾患を治療するために医薬品を購入することは、その人物の利益に資すると考えられているからです。ですから、法律を順守している個人輸入のサイトであるのならば安全性は高いといえます。