AGAの治療期間はどのくらい?治り方には個人差がある!

2020年05月19日
薬を飲む男性

AGAの治療期間は、プロペシアの臨床試験の結果から個人差が存在することがわかっています。例えば、1年間でプロペシアを投与された人は約6割の人が効果を実感していて、2年、3年と年月を経るごとに治療を実感する人が増えているという傾向があります。言い換えると、個人差によって1年で効果を実感できる人もいれば、3年程度服用し続けないと見た目の効果を実感できない人もいます。最終的には、9割以上の人が治療を体感できるというデータもありますが、ある程度の時間は必要です。

フィンペシアは、プロペシアのジェネリック医薬品なのでこの臨床試験の結果をそのまま参考にできます。有効成分のフィナステリドは、脱毛症の原因となる酵素を抑えてくれますのでそれ以上脱毛作用を引き起こさないようにしてくれます。

フィナステリドは、結果的に増毛しているように見えるのですがこれには誤解もあります。脱毛作用を防ぐことができますので、それまで脱毛していた毛髪が頭皮に定着するようになって、髪の毛のボリュームが結果的に増えているように見えます。フィナステリドそのものに発毛作用はなく、この点はフィンペシアも同様であるため勘違いをしないようにしなくてはいけません。

AGAの治療期間が長くなりがちなのも、脱毛に関連するヘアサイクルの周期が長くなるからです。AGAの脱毛の作用は、脱毛を誘引するDHTという物質にあるのですが、DHTの発生が活発化するとそれまでは正常だったヘアサイクルの周期が年々短くなっていきます。ヘアサイクルは、通常だと最長で6年程度の周期になることもありますので、フィナステリドを利用して治療するときにも長期的な計画で実施していかなくてはいけません。

フィナステリドを利用すると、短くなっていたヘアサイクルの中でも特に成長期という周期が大きな改善を期待できます。成長期は、文字通り毛髪を健康的に成長させるために非常に重要な周期で、ヘアサイクルの大半はこの周期で成り立っています。ですから、AGAの発症で成長期が短くなると自然と髪の毛が質が悪くなるというメカニズムが生まれます。これを是正することができるのが、フィナステリドを含むプロペシアやフィンペシアです。

治療期間に個人差があるのも、AGAの影響で成長期への被害状況が異なっているからです。それほど影響がなかった患者は早期に改善できますし、進行度合いが大きい人は長期期間を必要とします。