AGA治療が保険適用外の理由|かかる費用はすべて自己負担になる!

2020年06月27日

AGA治療は、一般的な診療と異なって保険の適用を受けることができません。そのため、患者は自由診療で診断を受ける必要があり、そこで生まれた費用はすべて患者自身が負担しなくてはいけません。

AGA治療が保険適用外になっているのは、厚生労働省が定めた医療保険の該当理由に合致していないからです。保険は、すべての医療行為に対して適用されるわけではなく様々な条件を満たして初めて適用することができます。

具体的な内容としては、まずその治療行為が一般化されていることが求められます。例えば、最新の治療を行うときにはそれだけ費用が大きくなりますので、一般化されているものとはいえません。費用が割高になる上に、一般的に本当に効果が存在するかどうかも不透明であるため、保険を適用させるべきではないと考えられています。

例えば、がん治療などはこの典型です。がん治療を行うときには、それぞれの医療機関で色々な治療方法が存在します。しかし、それらの医療行為に対してすべて医療保険が適用されるわけではありません。最新の治療行為に対しては保険が適用されず、信じられないほど高額になってしまうこともあります。これも、一般化された方法ではないと判断されるからです。

AGAの場合は、これに加えて本当に治療行為の必要性があるのかという点も重要になります。例えば、クリニックに行って風邪薬をもらうときには保険の適用があります。これは、その患者に対する医療行為であると考えられているからです。医学的な観点から必要な処置を行って、病気を治さないとその患者に大きな負担になる可能性があります。つまり、保険を適用させるためにはそれが医療行為である必要性が存在します。

この点、AGAという症状は最悪の場合、放置しておいても問題ありません。これは、その人物の見た目のコンプレックスの問題であると考えられているからです。確かに、脱毛作用が発生すると毛髪はなくなっていきますが、それによって病的に日常生活を送ることができなくなるわけではありません。その人物の、頭皮へのコンプレックスの問題として片づけることができますので、医療行為は必要ないと解釈されています。

これと全く同じ解釈が行われているのが、美容整形です。美容整形は、見た目のコンプレックスを最新の医療を用いて改善するために行われるものであるため、AGAはこれと同じ分類になっています。ですから、厚生労働省からもAGAは美容整形と同様に自己負担が基本と判断されている現状です。